平素は「通販新聞」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
この度、弊社は前編集長の渡辺友絵氏を七月四日付けで懲戒解雇しました。これにより、弊社及び弊社グループと渡辺友絵氏とは、一切の関係がなくなりました。同解雇の理由は渡辺氏が弊社の了解を得ることなく、都内の出版社、㈱秀和システム殿と単独で独自著書の出版契約を結び、「通販新聞」及び「ネット販売」から多くの記事を許可なく引用、転載して執筆、「通販業界の動向とカラクリがよ~くわかる本」という表題で、六月末に上梓したことによるものです。
表題に「カラクリ」という言葉を使用したことは、「通販業界には消費者を操る仕掛けがある」というダーティなイメージを与え、その内幕を解説しているということで、購読ニーズを喚起しようとする意図を窺わせるものです。奥付には「著者 渡辺友絵」とあり、巻末の著者プロフィール欄には、同氏が「通販新聞」の執行役編集長であり、「月刊ネット販売」の編集人であることが記してあります。これらの記載は、読者に通販新聞社と同グループの宏文出版が同書の出版に協力・加担しているという誤解を与えるものです。また「通販新聞」と「月刊ネット販売」の著作権は通販新聞社と宏文出版に帰属するのであり、渡辺氏の行為は著作権の侵害に当たると考えます。
弊社が全く関与しないところで起きたこととはいえ、このような本が出版されたことは、弊社の管理不行き届きによるものであり、業界の皆様にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び致します。今後は、社内の管理体制を見直して、再発防止に努め、読者各位の要望に応えられるよう一層の精進を重ねる所存でありますので、何卒、ご海容賜りますようお願い致します。併せて、今後、一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
なお、出版元の㈱秀和システム殿には、著作権侵害の疑いに基づいて同書の出版販売差止めの申出をしたところ受け入れられなかったため、東京地裁に提訴したことを申しそえます。
株式会社 通販新聞社
代表取締役社長 遊佐 胖
